加藤ローサ：銀座のホステス役に挑戦 ドラマ「女帝」初主演

女優の加藤ローサさん（21）が、人気マンガをドラマ化した「女帝」（テレビ朝日系）で初主演することが4日、明らかになった。加藤さんはこれまでの明るく元気なイメージから一転、夜の世界をのし上がっていくホステス役に挑戦する。

　「女帝」は、ホストクラブを舞台にした「夜王」などで知られる倉科遼さん作、和気一作さん画の人気マンガが原作。「女帝花舞」「女帝薫子」などの続編も描かれている。ドラマでは、普通の女子高生だった彩香（加藤さん）が、男に裏切りに合い、母の経営するスナックが地上げされるという悲劇に直面、“金と権力”に激しい憎悪を抱き、大阪・ミナミ、東京・銀座の高級クラブでホステスとして働くことになる。同僚ホステスたちからの激しいいじめを受けながら、夜の世界の“女帝”を目指す…という物語。

　彩香を支える裏社会の男・伊達直人役を、俳優の故・松田優作さんの次男で、ドラマ「ライアーゲーム」の松田翔太さん（21）、綾香の恋人を奪う同級生でライバルとなる北條梨奈役を酒井彩名さん（22）が演じる。ほかに、伊原剛志さん（43）やかたせ梨乃さん（50）らが出演する。

　加藤さんは「復しゅうを誓い、ホステスとして成り上がっていく強い意思を持つ女性で、たんかを切るシーンも多く、初めて挑戦する役柄ですが、思い切り演じようと思います」とコメントしている。


【毎日新聞より】

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