「血染めのソックスはうそ」にシリング大激怒

先日、ボルティモア・オリオールズのアナウンサーがボストン・レッドソックス戦の中継で、２００４年のア・リーグ優勝決定シリーズでレッドソックスのカート・シリング投手がソックスを血で染めながら投球したことを「うそ」と発言。これに対し、シリング本人が激しく反論した。全米スポーツ専門ケーブルテレビ局ＥＳＰＮのウェブサイトが２８日付で報じている。

　同サイトによると、シリングは自分のブログの中で、現在は野球殿堂に展示されているそのソックスのしみが血かどうかを鑑定に出せばいいと語り、もし血でないことが科学的に証明されれば１００万ドル（約１億２０００万円）をチャリティーに寄付してもいいとコメント。さらにシリングはアナウンサーが自分のチームメートに取材することもなく間違った発言をしたことが一番の問題だとしている。

　また、張本人であるアナウンサーが「（話は）ダグ・ミラベリ捕手の言葉を引用したまで」と釈明したことに対し、シリングはさらに、ミラベリはアナウンサーと直接話していないとし、アナウンサーは間違った事実を報道しただけでなく発言をねつ造していると言い切っているという。

　シリングの怒りはメディア全体に及んでいる。何らかの“疑惑”や“やらせ”を持ち出す人間はメジャーリーグのトップレベルで戦うことががいかに肉体的、精神的にきついものかを知らずに書いているので、馬鹿らしいと一笑に付すしかない、ともブログに書き込んでいると同サイトは伝えている。

【MAJOR.JPより】



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